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  • 執筆者の写真横田伊左嗣

和歌に合わせて塗香作り 1

こんにちは。

横田仏壇店の横田伊左嗣です。


ようやく、お盆前のバタバタ時期が終わり、

しばらくは、店内でず~っとお店番です。

仏壇店はお盆にお休みはありません(;^_^A


さて、店にいる時間が多くなって、

ようやく頼まれていた塗香作りを始めました。


それは、万葉集の和歌(短歌)からイメージして香りを作るものです。

和歌の内容から「私なりに」イメージして香りを配合しました。


一つ目は、

石走る垂水(たるみ)の上のさわらびの萌(も)え出(い)づる春になりにけるかも」

この和歌から、山野が芽吹く時期の甘酸っぱさの香りをイメージして作りました。


二つ目は、

あをによし寧楽(なら)の京師(みやこ)は咲く花の薫(にほ)ふがごとく今盛りなり」

この和歌から、咲き誇る花の薫りをイメージして作りました。


三つ目は、

ありつつも君をば待たむ打ち靡くわが黒髪に霜の置くまでに」

この和歌から、女性の複雑な思いをイメージして作りました。


それぞれの解釈は人それぞれかもしれませんが、

その当時を想いながら香る楽しさを見つけてみてください。


こちらの香りは、8月23日~25日で開かれる文具女子博インク沼の

川崎文具店のブースでインクを買われた方にお渡しします。


次が出来上がったらお知らせします。


和歌塗香1
和歌塗香1

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