今年の夏の暑さは辛いですよね。
とくに岐阜県では連日最高気温が40度いじょうになって全国ニュースでも取り上げられていました。
この暑さで一部の仏具にも影響が出たところがあります。
それは、膠(にかわ)で付けていた彫物などです。
膠とは動物の骨などから煮だして作るのですが、現在の木工ではあまり使われなくなりました。
ただ、昔の膠で付けた彫物がこの暑さで接着力が低下し、落ちたと寺院から連絡がありました。
もともと数十年前の膠のため、劣化によるものなのでしょうが、本堂の中は基本的には涼しいのですが、今年は異常に暑いとご住職も言われていました。
まだまだ残暑が厳しいですが、仏具に異常がある場合はご連絡ください。

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